2021年アニメ8選

ブログを書くことで修士論文の執筆のアップをしている今日このごろです。(書くのが面倒なだけ)

 

2021年振り返り企画第二弾アニメ編です。2021年は8つのアニメを選びました。

では早速いってみよー

(ちなみに第一弾楽曲編↓)

 

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ワンダーエッグ・プライオリティ

怪作

それぞれにエグめな背景を持つ少女達がそれぞれの叶えたい願いのために戦う話なのですが、その背景が生々しくて現代社会の陰鬱が詰め込まれたような作品です。各話ごとの敵もデザインから気味の悪さがバンバン出ていて不快感がすごいです。

描写から結構攻めている部分もあるので人を選ぶ作品だと思うので覚悟が必要だと思います。普通に怖いです。全くうまく説明できないのですが、人の陰の部分が詰め込まれたエグめの作品がみたい人にはオススメです。


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ここまで言っといて後に放送された特別編を見ていません。どんな結末になったのでしょうか。

Vivy -Fluorite Eye's Song-

歌の力はすごい!

Vivyは簡単にいうとSF×AI×歌で構成されているアニメで割と使い古されているテーマだと思います。しかし、衝撃な1話の入りから始まり、章ごとにフィーチャーさせるAIの生き様に心を動かれていくうちにどんどん物語の深みにハマっていきます。

凄まじい作画もさることながら、主人公のVivyをはじめとする歌姫AI達の歌が物語にさらに彩りを添えてより感動的になります。歌ってずるい。

最近は配信も充実していることから毎週放映が楽しみとなる作品はあまりなかったのですが久しぶりに次がまだかまだかとなりました。

忙しい人のためのVivy↓


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このブログでも言及しています。↓

 

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オッドタクシー

絵だけで判断することなかれ!

キャラ絵からは想像もできないような、濃厚なストーリー展開で話題を呼んだオッドタクシー。私も少し話題になったくらいから見始めたのですが、すっかりハマってしまいました。

アニメといえば基本的に美麗なキャラクター達が登場人物のほとんどだと思いますが、そこで勝負せず(ある意味差別化という意味では目立ったので勝負していないというわけではないかもしれませんが)、ストーリーの面白さで勝負するという潔さに感服します。

ビジュアル面での引きはなくても、芸人さんを声優に起用したり(しかもちゃんと上手い)していてプロモーションの点でもすごいな思いました。

謎が謎を呼んで視聴者が考察合戦になってどんどん話題になるという、最近劇場版も公開された「あなたの番です。」のような作りをアニメでも再現しているように感じました。

劇場版もやるみたいですしね↓


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シャドーハウス

2021年No.1ヒロイン

私的に2021年にシャドーハウスの主人公エミリコを超えるヒロインはいませんでした。おどろおどろしい雰囲気の館とストーリーにおける一服の清涼剤のような存在であり、エミリコがいるからこそ暗いだけのストーリにならず楽しむことができたように思います。

単純にシャドーハウスの謎も気になるので、2期が楽しみです。


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シャドーハウスもこのブログで言及しています(流石にしつこい)↓

 

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かげきしょうじょ

青春歌劇譚!

今回選んだ作品の中で一番真っ直ぐな青春物だと思います。紅華歌劇音楽学校を舞台とした作品で、普段宝塚などを一切見ない私ですが、THE青春スポ根物として楽しめました。

それぞれの葛藤だったり課題を悩みながら個人や周りの人たちの力を借りて乗り越えるという王道の展開もあり、何より知らない歌劇や歌劇に携わる人たちのこと知ることができて面白かったです。自分の知らない世界をアニメというフィルターを通して知ることができる点もアニメの良いところだと思います。

王道青春物が好きな方はぜひ。


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平穏世代の韋駄天達

ダークホース枠

一言で言うと過激。戦闘で臓物も飛び出れば、1話の終わりにはレ◯プ描写のような物まであり、色物といえば色物なのですがだからこそ引き込まれてしまいました。

まずこの世界には人間、魔族、そして主人公達の韋駄天という神々の3つの勢力があります。韋駄天はめちゃめちゃな強さを持ち、魔族は昔韋駄天に滅ぼされかけて、生き残りが人間に紛れて暮らしています。生き残りの魔族は人間に化けて国を乗っ取り、無茶苦茶なことをしているのですが、韋駄天はヒーローではなく神なので人間達が戦争しようが何しようが必要数が生きているならば何にもしません。なのでレ◯プ描写のような物があっても助けたりしません(1話を見ているの純粋な私はなんだかんだ最後には助かると思っていました)。そのいけないものを見ている感覚が引き込まれる大きな要素だったと思います。

制作がMAPPAなので作画が良く、作画が良いからこそあらゆる面で過激な描写がさらにエキセントリックになっているように感じます。

若干ネタバレをすると、前半は韋駄天が魔族達を殲滅していきこれで終わるのかと思いきや、そこからずる賢く生き残った魔族たちとの頭脳戦になっていくのが面白かったです。韋駄天達は魔族を殲滅したいのですが、後半で生き残った魔族がとても優秀で最後には韋駄天達が捕まり拷問を受けて終わるという形勢が形勢が二転三転し、強者が単純に強いわけではないという話が単純に色物では終わらない話の凄みを感じました。

続きが非常に気になります。


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OPは曲もかっこいいし、作画もサイケでカッコイイ

王様ランキング

毎話泣かせにくるやん

数年前この漫画が話題になった時に知って、大ハマりしたのでアニメ化が決まった時は嬉しいと同時に不安もあったのですが不安はいりませんでした最高です。

耳も聞こえないし、喋れもしないボッジという王子が主人公なのですが、言語を使った感情表現ができないからこそ感じる思いをすごく感じて毎話泣きます。

ボッジの他で言うと私はヒリング様が好きです。最初はすごく嫌な感じに描かれているのですが、その後のいろいろな思い知る事でめっちゃ良いやつやんとなります。(漫画ではもっと遅かったと思いますけど、アニメでは早かった気がする?)

そのほかのキャラクターも最初は嫌なやつに見えても、なんだかんだみんな憎めないキャラになってくるのがこの作品のすごいところだと思います。

Vivyもそうだけど、今年のWITはすごい

心がポカポカしたい方はぜひ


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無職転生

凄まじい作画の暴力

無職転生のために作られたスタジオという名に恥じない凄まじい作画の丁寧さ。

作品自体が小説家になろうの少し前の伝説的な作品であるので、キャラ付けが若干古い感じがあったり(直球ツンデレだったり)、ちょっとエッチなシーンがあるのですが(ほどよくて好き)、伝説的な作品なのでそりゃストーリーがとてもよかったです。

ターニングポイントと呼ばれる物語が急展開を迎える場面がところどころあり、ドラマチックな展開や物語の緩急の付け方がとてもよく、すごく続きが気になる...!

OPも毎回特別仕様で、固定のOPを使うのではなくOPが流れている後ろでちゃんと物語が進んでいるのが製作陣の熱意を感じました。マジですごい。

原作が完結しているようなので、続きが見れる事を楽しみにしています!


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まとめ

今回選んだ8つのアニメの中でもVivyとオッドタクシーが特に好きでした。

久しぶりにブログを書いたら、文章が堅すぎるし、全然作品の良さを伝えられていないのが申し訳ないです。

2022年も素晴らしいアニメに出会えることを願って。

 

P.S.

2022年冬クールに何を見ようか迷っているそこのあなたCUE!を見てみてはいかがでしょうか(唐突な布教)


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